外資系の入社試験。履歴書を英語と日本語で送ってと言われたけれど・・・

英文履歴書と和文履歴書の違い。

 

突然ですが、英語で履歴書を書く時と、日本語で履歴書を書く時、

私は、根本から書く態度を変えます。

 

日本語では、既定のフォーマットにあてはまるように、自分の持っているスキルを

当てはめていく感じ。

目標は、誰もが知っている優等生に近いですよ!というアピールをすること。

だから、フォーマットもほぼ決まっている。

「見たことあるな」という感覚を与えられるかが勝負だと思っています。

とくに、ほとんどの人が「とくに無し」と書かれることが一般的な「希望待遇欄」。

ならば、その欄を取っ払って自己PRに充てたほうがいいじゃないかなんて思ってしまいますが、まだ歴然と公式なフォーマットには残存していて、なおかつうっかり、「30万円以上希望、残業はしたくありません」なんて書いてしまったが最後、マイナスポイントというトラップも仕掛けられている。

これはもう、無難の路線をひた走ったもん勝ちの世界であり、

どれだけ固定されたマスを埋めていく資格が書けるかという世界だとおもってます。

 

 

一方、英文履歴書はというと、

以下に論理的にその会社で有用かという証明書でなければなりません。

だからこそ、和文履歴書に埋め込んだ資格や経歴をたくさん持っていようと、その一つ一つの要素が論理的にまとまっていなければ、読んですらもらえません。

とはいえ、人間、そんなに論理的に生きている訳ではないですから、

多少の調整が必要です。ちょっと言いすぎじゃない?と思うくらいの言葉を使ったり、成功の裏にある数々の失敗を言わなかったり、自分のお蔭ではなく、大半が他人のお蔭で成功したことも自分の成果にカウントしたり。別に悪いことではありません。それが嘘でない限り。

だからこそ、自分の軸となるような分野を見つけて、無理矢理でも日々の経験や知識をその軸に当てはめていくような生活をしてみるのがよいし、手当たり次第は努力の割に報われなかったりする世界かなと思っています。

 

 

そんなように、英文履歴書と和文履歴書でスタンスが違うわけですから、

外資の入社試験で、

「履歴書送って。英語と日本語両方で送ってくる人多いよ」

とかいわれると、逆に混乱するわけです。

 

どっちのスタンスの採用なの?と。

外資系の日本支社はとくに、日本的な考えなのか、本国的な考えなのか

とってもあいまいでわかりにくいため、判断がとっても難しい。

 

結論としては、そこまで気にしなくても・・・

という話なのでしょうけれども、私は気にしてしまうのでした。

 

※新卒二年目の考えたことですので、間違っている可能性が大です。